A50事業報告 / A50実行委員会 Mail


事業内容

 A50事業の目的とは、日本の戦後復興への米国の協力を高く評価し、われわれの感謝の気持ちを具体的に示すことであり、さらには両国の信頼関係を一層促進するとともに、日米関係の重要性について特に若い世代の理解を深めることにある。
このために以下の4つの事業を実施した。第一に、記念式典の開催、第二に、米国の若者のための奨学金制度の創設、第三に、日米戦後史の出版、そして最後に、市民レベルでの対話として、「A50キャラバン」の派遣である。これらの諸事業がさらに新たな協力関係を触発し、両国の若者たちが国際社会に貢献するための一助となることを願うものである。


1.A50東京式典
2001年9月8日、東京・新宿のオペラ・シティのコンサートホール、タケミツ・メモリアルで1500人の各界の賛同者、協力者が集まり、サンフランシスコ平和条約から50年にわたる日米関係の歴史的意義をたたえ、次の50年がより親密な関係になることを願って式典を開催。


2.出版事業一日米戦後史の出版
政治・安全保障、経済、社会・文化の三分野で、日本側は国際大学の細谷千博名誉教授、米国側はハーバード大の入江昭教授をそれぞれの監修責任者とし、日米双方の学者等を中心に発刊。


3.奨学金事業−100人の若いアメリカ人のための奨学金
21世紀に日米の架け橋になるような若いアメリカ人研究者、ジャーナリストを10年間に100人招き、1年間の日本留学で日本を深く知ってもらう。フルブライト奨学金の日本版。


4.A50キャラバン事業一日米市民対話
日米の草の根交流のため、三世代を代表する3人一組で15チーム、計45名を全米36都市に派遣することを企画したが、9月11日のテロにより中断され24都市の訪問となった。(財)日本国際交流センター、全米日米協会連合会が協力。




連絡先:A50事業関連連絡事務所 (株)デシジョンシステム気付
東京都港区赤坂6-8-9氷川坂ビル Tel.03-3589-0321
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