A50事業報告 / A50実行委員会 Mail


理　念
　公平な立場で世界の人々と信頼関係を確立し、平和に貢献することは、多くの日本人の心からなる願望であります。先進国の一員となった日本を、世界がどの程度理解し、信頼すべき相手として認識しているかどうかは、残念ながらいまだに意見の異なるところであります。これは、慈悲の精神と礼節を重んじることを理想として固有の文化を育ててきた日本人にとって残念なことであります。このような日本の「心」が相手に十分に理解されることを願って、「A50」が発足しました。
　半世紀前、米国及び米国民は飢餓にあえぐ日本国民に向けて食糧や医薬品等の援助にはじまり、産業、経済、教育、文化等の復興発展に向けた幅広い支援を行いました。豊かな経済社会を実現した私たちが、これらの旧恩に対して、率直な謝意を表明することこそが日本人の品位の証明であると思います。
　このような米国と米国民から受けた復興への支援に対して、サンフランシスコ平和条約50周年を期して感謝の気持ちを表明することが「A50」の理念であり、そのための諸事業をスタートさせ式典を開催することが「A50」の立場であります。
「A50」はこれからの日米関係において、よりよきパートナーとしての真に対等な立場を形成し、相互信頼確立の一助になるものと信じます。











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