A50事業報告 / A50実行委員会 |
趣 意 書 サンフランシスコ平和条約締結50周年記念A50事業 (略称=A50) |
21世紀を目前とした今日、戦後日本の再建に当たって、米国から受けたさまざまな支援と協力をあらためて想起せざるを得ない。食糧・医療などの人道的援助をはじめ、民主主義の導入、教育の向上、産業の復興、さらには開放的な市場の提供など、日本の新しい出発と発展に欠かせないものであった。 日米関係は、過去半世紀にわたってわが国外交の基軸であった。両国の協力関係は政治、安全保障、経済、科学技術、文化などのあらゆる分野に及び、今日では世界で最も重要な二国間関係と認識されている。今後の世界を平和と繁栄の時代に導くために、日本と米国が協力して果たすべき役割はきわめて大きい。 新世紀の最初の年となる2001年の9月8日は、サンフランシスコ平和条約の締結によって、日本が再び世界の仲間入りを認められてから50年目に当たる。われわれはこの時点を期に、日米間の信頼関係を一層揺るぎないものにしたいと考える。 このような認識から、われわれはサンフランシスコ平和条約締結50周年記念A50事業(略称=A50)を提案したい。「A50」の「A」はAppreciationとAmericaの頭文字であり、「50」は50周年と全米50州、さらに日米関係の次なる50年を意味するものである。一人でも多くの方々にご賛同をいただき、ご支援を賜るよう切にお願い申しあげる。 |
1998年7月28日 発起人代表 大河原良雄 発起人 35名 |
連絡先:A50事業関連連絡事務所 (株)デシジョンシステム気付 東京都港区赤坂6-8-9氷川坂ビル Tel.03-3589-0321 |